いってきました、猫野ぺすかさんの版画展「いつか、どこかで」。
すごく好きな作家さんです。mixiの消しゴムはんこのコミュで、たびたび登場されていて。作品を見て、がつん、ときました。世界観がすごく好き。木のてっぺんにお家があって、ペンギンが魚釣りしてて、その空にお魚が飛んで(泳いで)いたりします。木陰で、ワニさんがコーヒー飲みながら本を読んでいたりします。私はひとりでぼーっと考え事をするのが好きなので、この感じ、すごくよくわかる。静かに風や光を感じていたり、ひとりの時間を愛したりとか、そういうの、すごく幸せ。それでいてちょっと可笑しい。そういう感覚がすごく好きなのです。
ゴム版作品は、パッキリしてて、線の勢いがよくて、笑いたくなる世界観。かわいいー、たのしいー。山盛りの荷物を背負ったペンギン、夜逃げでもしてきたの?といいたくなるくらい。タイトルは「ピクニック」。いいです!
シルクスクリーンの作品も、繊細ですごくよかった。広々とした風景、海と空と木々、木陰、すごく気持ちいい。シルクスクリーンって、こんなこともできるんだ。すごいなあ。
木版もありました。空と海の色がすごくいい。色が柔らかで、とってもきれい。木目の感じが出ているのも、とてもよかった。木版だと大きい作品が作れるそうです。そうだよね、消しゴムだとはがきサイズしかないから。
いやあ、版画、いいですね。版画、やってみたい。