手紡ぎ市 出店者インタビュー第4弾。
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和泉さんは、手紡ぎ市では、「米ぬかケーキ」と、「布ナプ」,「麻のコーヒーフィルター」を出品してくださいます。一見,なんの繋がりもないような、商品たち。その根っこに流れる価値観は、太く,繋がるものでした。
【プロフィール】
和泉恵。「手づくりエコグッズ、和テイスト焼き菓子クリエイター」
縫製の現場で6年、社会人になってから学び、パタンナー転向して9年。妊娠を機に退職し、専業主婦に。子どもに向き合う日々を重ねる中で、常に何かを作ってきました。現在は、販売の仕事をしながら、「体と環境に優しく,実用的で、タフに使えて,それでいておしゃれ」な「和泉印のもの作り」をしています。
●では、ここで、商品を紹介しておきましょう。
まずは「米ぬかケーキ」。栄養満点の米ぬかを、美味しくいただける、米ぬか100%のケーキです。味は、ラム,バナナ,キャロット,黒ごま,ネギ味噌、青汁抹茶…。変わったラインナップです。でも,これが美味いのです。ミネキクのおすすめは,ネギ味噌です♪ 合う! おいしい! なんだこれ! わらっちゃうほど、美味しいです。米ぬかの香ばしさ,プチプチ、しっとりの食感。面白いです。美味しいです。1つ100円。ひとくちサイズ。
次に「麻のコーヒーフィルター」。使い捨てないので,ぐぐっとゴミが減ります!
麻でできています。シンプルで、見た目が素敵。よくある布フィルターは、ネルだけど,和泉さんは、麻をチョイス。丈夫で乾きやすく、姿が素敵だから。
コーヒーを入れたら、粉だけ捨てて,じゃぶじゃぶ洗います。たまに煮だして,干して,おしまい。水に浸けて保管してもよし。これまた、私,愛用しております。コーヒー色に染まって,変化して行く様子が、またいいのです。育っていく感じで。
そして、今話題の体に優しい布ナプ。ゴミを出しません。シンプルな布ナプです。ショーツと同じ,カットソー素材でできています。違和感なく使えます。
使い終わったら,水でといたセキス炭酸ソーダにつけ置きして、まとめ洗い。ミネキクは,この布ナプを使い始めて,かゆみ、生理痛が緩和されました。匂いも、血液の匂いだけ。ぽいぽい捨てずに、自分の体調を、経血から感じられます。
これらの商品は、体のこと、環境のことを、大切にしています。どれもシンプルで、見た目が素敵。機能的にも無駄がなくて、心地いい。ドイツの文房具みたいな存在感があります。そこが、和泉印。個性だと思うのです。
●作り始めたきっかけは、なんですか?
「捨てる事に違和感があったんです。コーヒーも、紙ナプキンも,そのゴミの量を思うと,疑問を感じて。米ぬかもそうです。玄米を精米すると、その1割が「ぬか」となります。食べると美味しい,栄養もたっぷり。これを捨てる手はありません。ぽいぽい捨てずに,生かしたかった。」
「私、続いて行くものが好きなんです。
使いながら,品種改良したり、性能をアップさせたり。ブラッシュアップすることも、楽しいです。「あ! ああやってみよう!」と、急に閃いたりすると、嬉しくなります。」
「コーヒーフィルターも,布ナプも、作って,使って,改良して,また使って…そうして、行き着いた作品です。私自身が、ずっと使い続けたいと思えるものです。そして、これからもずっと作り続けたいと思っています。」
これも、長年さまざまな洋服づくりの現場で培って来た、実力があってこそのもの。
パタンナーさんということは、洋服なども作れるんですよね?
「はい。服も自分で作れるので、子どものものは、オムツはもちろん、肌着や抱っこ紐,よだれかけ,洋服,パジャマ,袋ものほとんど作っていました。布もたくさんあったし、自分で作れるのに,買って与えるのは嫌だったんです。子どもの成長に伴って,その時に必要なものを作って行ったので,ベビーから、乳児,幼児,小学生,と、作るものも変化して行きました。」
●販売するようになった、きっかけはあったんですか?
「子どもが幼稚園を卒園した時に,手づくりが好きなママたちで、何かしたいね、という話になって。ガレージセールを始めました。フリーマーケットにもでるようになりました。」
「でも,フリマにでると、すごく値切られるんです。ステージが違うと思いました。自分もお客様の立場だったら,値切って買い物すると思う。フリーマーケットは、掘り出し物を見つける楽しさを味わう場所だもの。でも、私の作品を見せる場所は、ここじゃなかった。」
「子どもの体のことを考えて,使い勝手を考えて,機能や価格や,いろいろなことを考えて作っているものを、じっくり選んでほしかったのです。」
●和泉さんのこだわりは、どこですか?
「置いたり飾ったりするものではなく、日常の中でタフに使える実用性と、それでいてどこかスタイリッシュなものを目指してます。モノが溢れる時代だからこそ、持つものにはこだわりたい。デザイン,性能,価格を追求して行きたいんです。」
●なるほど。作品に表れていますね。
どれもシンプルで、甘くなくて、素敵。使いやすさが考えられてますよね。体や環境に優しいことを、無理なくできる気がします。。米ぬかケーキは、発想が面白いです。しかも、みんな安い。気軽に試せて,遠慮せずにガンガン使い倒せて,ダメになったら買い足せる。ダメにならないくらい、丈夫なのもうれしいですね。
「愛着を持って使って欲しいです。あれ、こんなの、持っていたけ? ではなくて。日常の中で、ざくざくタフに使える、あまりに使いやすくて手放しがたい,そんな相棒のようなものを作りたい。それが私の原点です。じっくり見て,じっくり選んでもらえたらうれしいです。」
「タフに」「愛着を持って」「使い倒す」「なおかつデザインも素敵」が、彼女のキーワード。そして「布ナプも,コーヒーフィルターも、米ぬかケーキも、私そのもの」とおっしゃっていた言葉が、胸に響きました。彼女の価値観,意識、メッセージが強く表れた作品でした。
手づくりランチをいただきながら、お話を伺いました。おいしかった〜。箸置きが、娘さんが沖縄の海で拾って来た,珊瑚礁でした。ここにも、愛着発見。
和泉さんの、米ぬかケーキレビュー。
*黒ゴマ
やっぱセサミンでしょ^^
http://xn--gold-9m4c9aztuf.com/
*青汁抹茶
この組み合わせ 実は私の鉄板です。
青汁の匂いが抹茶で気にならずヘルシー
大麦若葉の青汁を使用しています。
http://www.boycottbayer.com/
*ラム酒漬けのドライフルーツ
米糠ケーキの原点として 何度も試作を繰り返しやっと出来あがったデビュー作
深い味わいに仕上がっております。
*バナナ
アルコールの入っていない物をとリクエストいただき お子様向けに開発したメニューです。
しっとりしていて食べやすい味です。
*キャロット
美肌をねらった組み合わせです。
キャロットは焼き菓子にとっても合う野菜です。
*葱味噌
昔、幼稚園のバザーでマフィンを作り その時に和テイストで閃いたメニュー
なんとも懐かしい味に仕上がっております。
当日,楽しみです♪ 布ナプ買い足して,米ぬかケーキは、青汁抹茶に挑戦したいミネキクでした。
近づいてきましたよ!
「手紡ぎ市ープロの手仕事、集めました。」
9/22(土)、23(日)葛飾区青戸にて。
ミネキクの次のイベントは、
8/21 「夏休み親子手づくり体験」に参加します。
はんこをペタペタ押して,手ぬぐいはんかちや、エコバッグを作ります。500円です。
場所は亀有集い交流館(亀中横、おおの診療所前)
10時〜4時
第6回スタンプカーニバルwithスクラップッキング
10/12(金),13(土)浅草にて。
http://www.stampcarnival.com/
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
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